ビジネスローンと極度額型カードローンの違い——一括融資型とどちらを選ぶべきか
ビジネスローンには一括で融資を受ける証書貸付型と、限度額内で何度でも借入・返済ができる極度額型(カードローン型)があります。それぞれの特徴と使い分けの考え方を解説します。
証書貸付型と極度額型、何が違うのか
ビジネスローンには大きく分けて2つのタイプがあります。1つは契約時に決めた金額を一括で借り入れ、決められた期間で返済していく「証書貸付型」。もう1つは、あらかじめ設定された利用限度額の範囲内であれば何度でも借入・返済を繰り返せる「極度額型(ビジネスカードローン型)」です。設備投資などまとまった資金が必要な場合は証書貸付型、月々の資金繰りの波を吸収したい場合は極度額型が適しているとされています。
極度額型のメリットは「必要な時に必要な分だけ」借りられること
極度額型の最大の利点は、限度額の範囲内であれば追加の審査なしに繰り返し借入ができる点です。売掛金の入金までのつなぎ資金や、季節による売上変動が大きい業種の運転資金など、借入と返済を頻繁に行う場面で使い勝手が良く、無駄な借入をせず利息を最小限に抑えやすいという特徴があります。一方で、限度額いっぱいまで借り続けてしまうと返済が長期化しやすく、総支払利息が証書貸付型より膨らむケースもあるため注意が必要です。
選ぶ際は資金使途と返済計画の明確さで判断する
設備投資や事業拡大など使途と返済原資が明確な資金調達であれば、返済スケジュールが固定される証書貸付型の方が計画的に返済を進めやすいでしょう。反対に、資金需要が不定期で予測しづらい運転資金であれば、極度額型の柔軟性が活きます。どちらか一方に絞る必要はなく、資金使途に応じて両方を使い分ける事業者も少なくありません。契約前に金利体系や限度額の見直し条件も確認し、自社の資金繰りパターンに合った商品を選びましょう。
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